【人的補償 一覧】プロ野球 歴代FA人的補償選手一覧

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スポーツ

人的補償とは

人的補償…FAによる移籍元の球団が、移籍先の球団から選手を1人獲得できる権利。一方的な戦力低下を防ぐために行われる。

【獲得できない選手】

  • 移籍先球団がプロテクト(保護)した28人の選手
  • FA権取得により外国人枠の適用外になった選手を含む外国人選手
  • 直近のドラフトで獲得した新人選手
  • 育成契約選手

※移籍先の球団は「28人のプロテクト枠」というものがあり、手放したくない選手28人を選択。移籍元球団はプロテクト枠外の選手から1人を選んで獲得できる。

人的補償発生条件

人的補償の有無はFA選手の「旧年俸のランク」で決まる。

ランク旧年俸
Aランク日本人選手の旧年俸1~3位
Bランク日本人選手の旧年俸4~10位
Cランク日本人選手の旧年俸11位以下

Aランク・Bランクは人的補償が必要。Cランクでは必要ない。

補償内容詳細

※金銭補償は1回目と2回目以降のFAで金額が変動する。

【1回目】

ランク人的補償を選択金銭を選択
Aランク選手1人+旧年俸の0.5倍の金銭旧年俸の0.8倍の金銭
Bランク選手1人+旧年俸の0.4倍の金銭旧年俸の0.6倍の金銭
Cランクなしなし

【2回目以降】

ランク人的補償を選択金銭を選択
Aランク選手1人+旧年俸の0.25倍の金銭旧年俸の0.4倍の金銭
Bランク選手1人+旧年俸の0.2倍の金銭旧年俸の0.3倍の金銭
Cランクなしなし

歴代FA人的補償選手一覧

年度前所属人的補償選手移籍先FA移籍選手
1995年巨人川邉忠義日本ハム河野博文
2001年巨人平松一宏中日前田幸長
2001年近鉄ユウキオリックス加藤伸一
2005年巨人小田幸平中日野口茂樹
2005年巨人江藤智西武豊田清
2006年ソフトバンク吉武真太郎巨人小久保裕紀
2006年巨人工藤公康横浜門倉健
2007年阪神赤松真人広島新井貴浩
2007年西武福地寿樹ヤクルト石井一久
2007年中日岡本真也西武和田一浩
2010年阪神高濱卓也ロッテ小林宏之
2011年巨人藤井秀悟DeNA村田修一
2011年ロッテ高口隆行巨人大村三郎
2012年オリックス高宮和也阪神平野恵一
2012年ソフトバンク馬原孝浩オリックス寺原隼人
2013年巨人一岡竜司広島大竹寛
2013年ソフトバンク藤岡好明日本ハム鶴岡慎也
2013年DeNA鶴岡一成阪神久保康友
2013年巨人脇谷亮太西武片岡治大
2013年ロッテ中郷大樹西武涌井秀章
2014年巨人奥村展征ヤクルト相川亮二
2016年阪神金田和之オリックス糸井嘉男
2016年巨人平良拳太郎DeNA山口俊
2017年DeNA尾仲祐哉阪神前田大和
2017年巨人高木勇人西武野上亮磨
2018年巨人内海哲也西武炭谷銀仁朗
2018年阪神竹安大知オリックス西勇輝
2018年巨人長野久義広島丸佳浩
2019年楽天小野郁ロッテ鈴木大地
2019年ロッテ酒居知史楽天美馬学
2020年巨人田中俊太DeNA梶谷隆幸
2021年ソフトバンク岩嵜翔中日又吉克樹
2022年オリックス張奕西武森友哉
2022年ソフトバンク田中正義日本ハム近藤健介
2023年オリックス日高暖己広島西川龍馬
2023年ソフトバンク甲斐野央西武山川穂高

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