日本プロ野球球団「横浜ベイスターズ」に入団し、名称変更された「横浜DeNAベイスターズ」の長距離砲として活躍した筒香選手。
2016年には44本塁打・110打点で二冠を達成。WBCでは日本代表の4番打者でした。
打率も毎年3割近くで安定し、また出塁率も高い松井秀喜選手のようなタイプの選手でした。
2020年からはMLBに挑戦。そのメジャーでの成績を振り返ります。
- 2020年 メジャー1年目 タンパベイ・レイズ
- 2021年 メジャー2年目 タンパベイ・レイズ(1球団目)
- 2021年 メジャー2年目 ロサンゼルス・ドジャース(2球団目)
- 2021年 マイナー1年目 AAA級オクラホマシティ・ドジャース
- 2021年 メジャー2年目 ピッツバーグ・パイレーツ(3球団目)
- 2022年 メジャー3年目 ピッツバーグ・パイレーツ
- 2022年 マイナー2年目 AAA級バッファロー・バイソンズ
- 2023年 マイナー3年目 AAA級ラウンドロック・エクスプレス(1球団目)
- 2023年 独立リーグ1年目 スタテンアイランド・フェリーホークス
- 2023年 マイナー3年目 AA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズ(2球団目)
- 2023年 マイナー3年目 AAA級サクラメント・リバーキャッツ(3球団目)
- 2024年 マイナー4年目 AAA級サクラメント・リバーキャッツ
2020年 メジャー1年目 タンパベイ・レイズ
2019年ポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ移籍を発表。
2019年12月16日にタンパベイ・レイズと2年総額1200万ドルで契約。
ポスティング費用としてDeNAにはレイズから240万ドル支払われる。背番号はベイスターズ時代と同じ「25」を選択。
新型コロナウィルス感染症拡大の影響でシーズン開幕が7月下旬に延期となる。
例年通りオープン戦は途中まで行われていたが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響でシーズン開幕が7月下旬に延期となる。
【オープン戦成績】
12試合 打率.179(28-5) 1本塁打 3打点 23のアウトのうち、13個が三振。
開幕戦となった7月24日のトロント・ブルージェイズ戦に「3番・三塁手」で先発出場。5回裏に柳賢振からメジャー初安打となる左越2点本塁打を放った
デビューこそ目立ったがその後成績は低迷し続けた。 打率2割前後を行ったり来たりで結局、51試合の出場で打率は.197、8本塁打に24打点という成績だった。
個人では調子が良くなかったがチームは絶好調で、2位のヤンキースに7ゲーム差をつけ地区優勝。ポストシーズンに進出した。
ポストシーズンも、スタメンのチャンスは与えられながら、凡退を繰り返すシーンが目立った。
最終的に、ドジャースとのワールドシリーズでは代打として3度起用されたのみで、チームも2勝4敗で敗退となった。
弱点は明白でメジャー投手の速球に対応できなかったことだ。
ファストボール系(ツーシーム・フォーシーム・カットボール・シンカー)の投球に対する打率は.157(89打数14安打)。これは同条件で100回以上打席に立った172選手中ワースト2位だった。 ※MLBの公式データサイト『Baseball Savant』
奪三振・与四球ともに多い「本格派」投手…打率.042(24打数1安打)
奪三振・与四球ともに少ない「技巧派」投手…打率.156(77打数12安打)
どちらにも当てはまらない「平均的」な投手…打率.321(56打数18安打)
また「守備シフト」という対策をとられた運の悪さもあった。
「BABIP」(本塁打を除くインプレー打球のうち安打となった割合を表す)
筒香 ….230
メジャー平均の.292を大きく下回った。
メジャー1年目でデータ量も少ないはずの筒香に対し、ライバル球団はほとんどの打席でシフトを敷いてきた。
守備シフトあり…打率.203(74打数15安打)
守備シフトなし…打率.320(25打数8安打)
レイズは金満球団ではない。
19年の総年俸はメジャー30球団で28位の約55億円。
筒香は球団内で4番目の高給取りになったのが期待の大きさを物語っていた。
米国メディアの記者は筒香の課題をこう指摘する。
「速い球にアジャストできていないように感じた。特に95マイル(約153キロ)を超える球を捉えられないので、シーズン終盤は直球を懐に投げ込まれて苦しんでいた。
この部分を改善しないとレギュラーに定着するのは厳しい」
【シーズン成績】
試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
51 | 185 | 157 | 27 | 31 | 5 | 1 | 8 | 62 | 24 | 0 | 0 | 0 | 1 | 26 | 1 | 1 | 50 | 5 | .197 | .314 | .395 | .708 |
【ポストシーズン成績】
シ リ | ズ | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LWC | 1 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
LDS | 2 | 6 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
LCS | 2 | 5 | 5 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .400 | .400 | .400 | .800 |
WS | 3 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2021年 メジャー2年目 タンパベイ・レイズ(1球団目)
正一塁手の崔志万が怪我のため3~5週間離脱するという。そのためキャンプは守備で、昨季こなした本職の外野、三塁に加え、一塁に挑戦した 。
【オープン戦成績】
18試合 打率.211(38打数8安打)1本塁打2打点 三振16 四球7 出塁率.326 OPS .642
昨年から課題となっていた、93マイル以上の速球+守備シフトへの対応に打開策が見いだせず不調のまま打席を重ね、5月11日に事実上の戦力外であるロースター40人枠から外された。(DFA) 成績は、26試合 打率.167 0本塁打 5打点 OPS.462 三振率は30%を超え。
2021年 メジャー2年目 ロサンゼルス・ドジャース(2球団目)
5月15日、ロサンゼルス・ドジャースがトレードで獲得を発表した。
ドジャースはほぼ最低保障年俸(57万500ドル=約6200万円)の金額を負担するのみで、大半はレイズ側が支払う。背番号は「28」。
17日ロースター枠に登録されベンチに入った。
18日、本拠地ドジャー・スタジアムでのダイヤモンドバックス戦に「7番・左翼」で先発出場。
4打席2打数ノーヒットだった。四球、四球、三振、右飛
19日、本拠地でのダイアモンドバックス戦に「4番・左翼」で先発出場。4回に移籍後初安打となる左前へのタイムリーを放った。
6月9日、右ふくらはぎの張りで負傷者リスト入りとドジャースが発表した。この時点の成績は12試合に出場し25打数3安打、2打点。打率が1割2分と調子がまったく上向いていない。
12日、右ふくらはぎ痛のため負傷者リスト(IL)入りしている筒香が傘下3Aオクラホマシティで調整することが決まったとデーブ・ロバーツ監督が12日にオンライン会見で明らかにした。 「(メジャーでは)10日間以上欠場することになる。プランとしてはヨシが3Aオクラホマのチームに(リハビリ調整として)明日合流する。月曜日(日本時間15日)にラインナップ入りすることを期待している」と話した。
17日、マイナーで実戦復帰。傘下3Aオクラホマシティーの一員としてラウンドロック戦に「3番左翼」で出場。調整のため本来なら15日から出場予定だったが、荷物が届かずプレーできずにいた。
背番号は「13」
【マイナー成績詳細】
《6月17日》「3番・左翼」
遊併 二ゴロ 空振り三振 四球 見逃し三振
4打数無安打 1四球2三振
9回の守備から退いた。
《6月18日》 「3番・一塁」
四球 四球 右飛 中犠飛(1打点) 空振り三振
2打数無安打1打点 2四球1三振
《6月19日》 「5番・一塁」
中飛 三邪飛 空振り三振 四球
3打数無安打 1四球1三振
《6月20日》 「5番・左翼」
本塁打(左越) 見逃し三振 見逃し三振 本塁打(左中間)
4打数2安打2本塁打2打点 2三振
7回からは一塁を守った。
1号本塁打:【左腕】ヤン・ヒョンジョン
2号本塁打:【右腕】ライダー・ライアン
《6月21日》 「5番・一塁」
二ゴロ 三ゴロ 見逃し三振 右飛 二直
5打数無安打 1三振
7回からは左翼を守った。
《6月22日》 「4番・一塁」
中前打 二ゴロ 四球 見逃し三振 左飛
4打数1安打 1四球1三振
《6月24日》 「5番・一塁」
三ゴロ 遊ゴロ 右飛 一ゴロ
4打数無安打
《6月25日》 「5番・左翼」
空振り三振 左飛 左飛 見逃し三振
4打数無安打 2三振
《6月26日》 「5番・一塁」
二ゴロ 二ゴロ 四球 見逃し三振
3打数無安打 1四球1三振
《6月27日》 出場なし
《6月28日》 「1番・一塁」
空振り三振 左飛 左飛 空振り三振 併殺打
5打数無安打 2三振
《6月29日》 「3番・左翼」
本塁打(左中間)(1打点) 見逃し三振 左飛 中前打
4打数2安打1本塁打1打点 1三振
代走で交代。
3号本塁打:【右腕】ブレット・コニーン
《7月1日》 「3番・左翼」
四球 空振り三振 空振り三振 見逃し三振 見逃し三振
4打数無安打 1四球4三振
《7月2日》 「5番・左翼」
中飛 中飛 左前打 一ゴロ
4打数1安打
《7月3日》 出場なし
《7月4日》 「5番・一塁」
左二適時打(2打点)中前打 二ゴロ 二ゴロ
4打数2安打2打点
《7月5日》 出場なし
《7月6日》 「5番・一塁」
中飛 二ゴロ 二ゴロ 遊ゴロ
4打数無安打
マイナー通算15試合 打率.138(58打数8安打)、3本塁打、7打点、OPS.538
7日、メジャー40人枠を外れマイナーに降格したと複数の米メディアが報じた。
IL入りした野手がリハビリ目的でマイナーの試合に出場できるのは最大20日間(投手は30日間)で、昨日その日数に到達。
契約上、マイナー降格には本人の承諾が必要だったため、筒香は今回の措置に同意した。
今後も傘下3Aオクラホマシティーでプレーを続ける。
2021年 マイナー1年目 AAA級オクラホマシティ・ドジャース
【降格後のマイナー成績詳細】
《7月8日》 「5番・一塁」
遊飛 左飛 二失 一ゴロ 中直
5打数無安打
《7月9日》出場なし
《7月10日》 「4番・一塁」
一ゴロ 右飛 二ゴロ 空振り三振 四球
4打数無安打 1四球1三振
《7月11日》 「5番・左翼」※交換して所持していた大谷翔平のバットを使用
遊ゴロ 本塁打(右越)(1打点) 二ゴロ(1打点)
3打数1安打1本塁打2打点
4号本塁打:【左腕】ジェリー・キール
※6回終了時点で雨が降り、サスペンデットゲームとなり明日続きを行う。
そのため明日はWヘッダー。
《7月12日》 「5番・左翼」
《1試合目 7回表から》
左前打 遊ゴロ
2打数1安打
《2試合目 Wヘッダーのため7回まで》
空振り三振 右適時打(1打点)二ゴロ
3打数1安打1打点 1三振
《7月13日》出場なし
《7月15日》 「4番・左翼」
空振り三振 中二 一ゴロ 中飛
4打数1安打 1三振
《7月16日》 「5番・左翼」
右安 中安 死球 一ゴロ
3打数2安打 1死球
6回にフィールディングエラー
《7月17日》 「5番・一塁」
左前適時打(1打点) 本塁打(右越)(2打点)四球 一ゴロ 中飛
4打数2安打3打点 1四球
5号本塁打:【右腕】ザック・リー
《7月18日》 「代打」
四球 0打数0安打 1四球
《7月19日》 「6番・一塁」
右飛 四球 二ゴロ 四球
2打数0安打 2四球
《7月20日》 「5番・左翼」
右安 本塁打(右中間)(1打点) 三ゴロ 中安
4打数3安打1本塁打1打点
6号本塁打:【右腕】ジョシュ・グリーン
《7月22日》 「5番・指名打者」
右直 見逃し三振 本塁打(左中間)(2打点)見逃し三振
4打数1安打1本塁打2打点 2三振
7号本塁打:【右腕】J・P・フランス
《7月23日》 「5番・左翼」
四球 右安 左飛 四球
2打数1安打 2四球
7回に守備交代。
《7月24日》 「4番・一塁」
二併打 左犠飛 (1打点) 本塁打(中越)(2打点) 四球
2打数1安打1本塁打3打点 1四球
8号本塁打:【左腕】ライアン・ハートマン
《7月25日》 「5番・一塁」
右安 三邪飛 中飛 四球 空振り三振
4打数1安打 1四球
《7月26日》 「5番・指名打者」
二ゴロ 遊ゴロ 三ゴロ 四球
代走で交代。
3打数無安打 1四球
《7月27日》 出番なし
《7月29日》 「4番・一塁」
中飛 二併打 右飛 右飛
4打数無安打
《7月30日》 「5番・左翼」
一失 右二適時打(1打点) 中安 空振り三振
4打数2安打1打点 1三振
《7月31日》 「4番・左翼」
右二適時打(1打点) 四球 四球 三併打
2打数1安打1打点 2四球
《8月1日》 「5番・一塁」
中2 右2適時打(1打点) 四球 四球 左飛
3打数2安打1打点 2四球
《8月2日》「6番・指名打者」
遊失 見逃し三振 見逃し三振 空振り三振
4打数0安打 3三振
《8月3日》 「3番・左翼」
中飛 本塁打(右中間)(1打点) 中安(2打点) 空振り三振 ニゴロ
5打数2安打1本塁打3打点 1三振
9号本塁打:【左腕】ウェス・ベンジャミン
《8月5日》 「4番・左翼」
一直 中前適時打(1打点) 右直 右直 右2適時打(1打点)
5打数2安打2打点
《8月6日》 「6番・左翼」
空振り三振 一ゴロ 中飛 中安
4打数1安打 1三振
《8月7日》 「4番・左翼→一塁」
四球 四球 中犠飛(1打点) 右飛 一ゴロ併殺打
2打数無安打1打点 2四球
《8月8日》 「代打」
中前適時打(1打点)
1打数1安打1打点
《8月10日》 「4番・左翼」
空振り三振 中安 中安 本塁打(中越)(1打点) 中犠飛 (1打点)
4打数3安打1本塁打2打点 1三振
10号本塁打:【左腕】ザック・ロスカップ
《8月11日》 出番なし
《8月12日》 「6番・左翼」
右安 四球 四球 左犠飛(1打点) 捕邪飛
2打数1安打1打点 2四球
《8月13日》 「6番・左翼」
空振り三振 四球
※代走で交代
1打数無安打 1三振1四球
14日、3Aオクラホマシティが筒香をリリースしたと大リーグ公式サイトが発表した。自由契約となる。
マイナー通算43試合 打率.257(148打数38安打) 10本塁打 32打点 OPS.868
2021年 メジャー2年目 ピッツバーグ・パイレーツ(3球団目)
14日、3Aオクラホマシティーから契約解除された筒香がパイレーツに移籍することになった。
身体検査などの手続きが完了次第、メジャー契約で正式にサインし、近日中に球団から発表される。16日から行われるロサンゼルスでのドジャース戦でベンチ入り26人枠に入り、メジャー復帰する見込み。
16日、メジャー契約を結んだ。背番号は「32」
筒香は、 「この度、ピッツバーグ・パイレーツに移籍することになりました。ここまでお世話になったドジャースの皆様への感謝の気持ちと共に、新たな地・新たな仲間と野球ができる喜びを実感しています。パイレーツでも自身ができることに集中し、チームに貢献できるようベストを尽くします」とコメントした。
敵地・ドジャース戦で新天地デビュー。
9回に代打で出場し、移籍初打席で左翼線二塁打を放った。
《8月16日》 「代打」
左二
1打数1安打
17日、敵地のドジャース戦で「4番・一塁」で移籍後初めて先発出場した。
《8月17日》 「4番・一塁」
左飛 右飛 一ゴロ 左二
4打数1安打
《8月18日》 「5番・左翼」
遊併打 中飛 一ゴロ
3打数無安打
20日、敵地でのカージナルス戦の9回に代打で出場。
今季初アーチとなる右翼越えのソロを放った。
《8月20日》 「代打」
本塁打(右越)(1打点)
1打数1安打1本塁打1打点
1号本塁打:【右腕】 ダニエル・ポンセデレオン
21日、 「4番・一塁」で出場。メジャー自己初の2戦連発となる2号ソロを放つなど、4打数2安打2打点だった。レイズ時代の4月9日のヤンキース戦以来、今季2度目のマルチ安打。 4-3と再び1点リードで迎えた7回の第4打席は、2死1、2塁、筒香はカージナルスの2番手左腕・カブレラと対峙。1ボール後の97.7マイル(約157キロ)の低め直球をコンパクトに弾き返した打球は、左中間を襲う適時打となった。 筒香の今季の対左腕打率は・095(21打数2安打、2四球、9三振)。ここまで苦しめられてきた左腕から2本放った。
《8月21日》 「4番・一塁」
空振り三振 本塁打(中越)(1打点) 遊ゴロ 中前適時打(1打点)
4打数2安打1本塁打2打点 1三振
2号本塁打:【左腕】 ジェームズ・アンソニー・ハップ
《8月22日》 「1番・左翼」
空振り三振 見逃し三振 空振り三振 空振り三振
4打数無安打 4三振
《8月23日》 「代打」
本塁打(右越)(1打点)
1打数1安打1本塁打1打点
3号本塁打:【右腕】テイラー・クラーク
《8月24日》 「代打」
打数なし(4-0と4点リードで迎えた7回2死一、二塁の好機に登場。カウント0-1から、投手のけん制に二塁走者が誘い出されて三塁でアウト(記録は盗塁死)。 )
《8月25日》 「4番・一塁」
一ゴロ 四球 中飛
2打数無安打 1四球
26日、代打にて4号本塁打を放つ。
ここ日までの代打成績は、二塁打→本塁打→本塁打→打席無し(走者がけん制アウト)→本塁打と20日のカージナルス戦から3打数連続本塁打。
代打で3打数連続アーチは1978年、ドジャースのリー・レイシー(四球挟む)1979年、フィリーズのデル・アンサー(3打席連続)に次いで史上3人目の快挙。なお、日本人選手で年間3本代打本塁打を放ったのも初。
《8月26日》 「代打」
本塁打(右中間)(1打点)
1打数1安打1本塁打2打点
4号本塁打:【左腕】ジェネシス・カブレラ
《8月27日》 「6番・右翼」
遊直 中三塁打(1打点) 四球 一ゴロ
3打数1安打1打点 1四球
《8月28日》 「代打→一塁」
四球
0打数0安打 1四球
29日、 本拠地でのカージナルス戦の9回1死一、二塁でから逆転サヨナラの5号3ランを放った。
日本人選手のサヨナラ本塁打で、逆転サヨナラはマリナーズ時代の09年9月18日、ヤンキースのリベラから2ランを打ったイチローに次いで2人目となる。
《8月29日》 「6番・右翼」
一ゴロ 左犠飛(1打点) 一直 本塁打(右越・場外)(3打点)
3打数1安打1本塁打4打点
5号本塁打:【右腕】アレックス・レイエス
《8月31日》 「6番・一塁」
見逃し三振 右飛 見逃し三振 中飛
4打数無安打 2三振
《9月1日》 「6番・指名打者」
右二塁打 一ゴロ 空振り三振 遊飛
4打数1安打 1三振
《9月2日》 「代打」
空振り三振
1打数無安打 1三振
《9月3日》 「代打」
遊ゴロ
1打数無安打
《9月4日》 「2番・右翼」
本塁打(右越)(1打点) 左直 左飛 見逃し三振 ※6回裏途中交代
4打数1安打1本塁打1打点 1三振
6号本塁打:【右腕】カイル・ヘンドリックス
《9月5日》 「2番・右翼」
本塁打(中越)(1打点) 四球 三直 遊ゴロ 見逃し三振
4打数1安打1本塁打1打点 1三振1四球
7号本塁打:【右腕】ザック・デービーズ
《9月6日》 「4番・一塁」
二安打 見逃し三振 三飛 右安打(2打点)
4打数2安打2打点 1三振
《9月7日》「2番・右翼→一塁」※7回から守備位置変更
四球 中飛 四球 三安打 空振り三振
3打数1安打 1三振2四球
《9月8日》「2番・右翼」
中飛 左二塁打 左飛 二ゴロ併殺
4打数1安打
《9月10日》「4番・一塁」
空振り三振 右安打 中飛 四球
3打数1安打 1三振1四球
《9月11日》「2番・右翼→一塁」※7回から守備位置変更
四球 四球 四球 空振り三振 中飛
2打数0安打 1三振3四球
《9月12日》 出番なし
《9月14日》「4番・一塁」
右安(1打点) 右飛 左安(1打点) 中直
4打数2安打2打点
《9月15日》「2番・右翼」※7回に交代
四球 左中間適時二塁打(1打点) 中前適時打(1打点) 三邪飛
3打数2安打2打点 1四球
《9月16日》「2番・右翼」
空振り三振 四球 中飛 右直
3打数0安打 1三振1四球
《9月17日》「2番・右翼→一塁」※7回から守備位置変更
空振り三振 左飛 遊飛 空振り三振 左二塁打
5打数1安打 2三振
《9月18日》「4番・一塁」
空振り三振 三邪飛 中安打 四球 右安打
4打数2安打 1三振1四球
《9月19日》 「代打」
中飛
1打数無安打
《9月20日》 「2番・右翼」
本塁打(右越)(1打点) 中安(1打点) 空振り三振 一ゴロ
4打数2安打1本塁打2打点 1三振
8号本塁打:【右腕】ブラディミル・グティエレス
《9月21日》 「代打」
右翼適時二塁打(1打点)
1打数1安打1打点
《9月23日》 「2番・右翼」
左飛 右安 空振り三振 遊ゴロ
4打数1安打 1三振
《9月24日》 「2番・右翼」
中直 右飛 三ゴロ 空振り三振 三飛
5打数0安打 1三振
《9月25日》「4番・一塁」
中安 一ゴロ 空振り三振
3打数1安打 1三振
《9月26日》「2番・右翼→一塁」※7回から守備位置変更
三飛 左飛 二ゴロ 三ゴロ 右安打(2打点)
5打数1安打2打点
《9月27日》 「2番・右翼」
空振り三振 空振り三振 中安打 空振り三振
4打数1安打 3三振
《9月28日》 「代打」
左飛
1打数無安打
《9月29日》「2番・右翼」
三ゴロ 左飛 中安打 遊ゴロ
4打数1安打
《9月30日》「2番・右翼」
空振り三振 一ゴロ 空振り三振 空振り三振
4打数無安打 3三振
《10月01日》「2番・右翼」※9回に守備交代
遊ゴロ(1打点) 四球 見逃し三振 左安打 三飛
4打数1安打1打点 1三振1四球
《10月02日》「2番・右翼」
四球 空振り三振 空振り三振 死球 投ゴロ
3打数無安打 2三振1四球1死球
《10月03日》「2番・右翼」
右二塁打 右飛 空振り三振 左飛
4打数1安打 1三振
11月29日、2年契約が終了し、フリーエージェント(FA)となっていたが、パイレーツと1年400万ドル(約4億6000万円)で契約合意したと正式発表。筒香は「ピッツバーグが好きですし、戻りたいという気持ちが強かった」と語った。
12月3日、 背番号を「32」から長年親しんできた「25」に変更した。
【シーズン成績】
球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レイズ | 26 | 87 | 78 | 5 | 13 | 4 | 0 | 0 | 17 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | 0 | 27 | 1 | .167 | .244 | .218 | .462 |
ドジャース | 12 | 31 | 25 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 12 | 0 | .120 | .290 | .120 | .410 |
パイレーツ | 43 | 144 | 127 | 20 | 34 | 8 | 1 | 8 | 68 | 25 | 0 | 1 | 0 | 1 | 15 | 0 | 1 | 33 | 2 | .268 | .347 | .535 | .883 |
計 | 81 | 262 | 230 | 27 | 50 | 12 | 1 | 8 | 88 | 32 | 0 | 1 | 1 | 1 | 29 | 0 | 1 | 72 | 3 | .217 | .307 | .383 | .689 |
2022年 メジャー3年目 ピッツバーグ・パイレーツ
パイレーツと単年契約を結んだ筒香はオープン戦に臨んだ。
今回のキャンプではバッティングフォームをオープンスタンスからスクエアに変更した。
今シーズンからナ・リーグにて指名打者制が採用されたため、一塁手がメインで指名打者としても出場予定。
【オープン戦成績】
10試合 24打数8安打 1本塁打 3打点 0盗塁
打率.333 出塁率.467 長打率.583 OPS1.050
4月6日インタビューに応じ、オフにパ軍から3年契約のオファーがあったことを語り、「決して大きい契約、複数年が〝逃げている〟という意味ではない。去年、マイナーを経験し、自分の弱さを痛感したときに、もう一回、勝負を本気でしないといけない、と。それぐらいの気持ちじゃないと。ちょっとでもぬるい考えがあれば、もう通用しないと思いました」と語り、あえて1年勝負を選んだと語った。
7日、シーズンが開幕。
セントルイスでのカージナルス戦に「4番・一塁」で先発出場。
中直 中前 左前 3打数2安打で一人だけマルチ安打をマークした。
日本野手では10年の松井秀喜(エンゼルス)以来12年ぶり2人目となった開幕4番で結果を残し「打撃の感覚はめちゃくちゃいいわけではないが、順調にきている」と振り返った。
9日、敵地のカージナルス戦で「4番・一塁」で先発出場、
中犠飛(1打点)左安(1打点)左飛 左安 遊ゴロ
初回に犠飛を放って今季初打点を挙げ、さらにタイムリーを含むマルチ安打など、4打数2安打2打点の活躍を見せたが、チームは敗戦した。
5月7日、敵地で行われたレッズとのダブルヘッダー第2試合で1号2ランを放った。今季21試合80打席目でのアーチ。
第1試合の9回に代打で登場して四球。
第2試合は「5番・一塁」で出場し、2死二塁で迎えた初回の第1打席でカウント1-2から左腕ディールの91.2マイル(約147キロ)を捉え、左中間席に運んだ。
第2打席からは右直、一ゴロ、空振り三振、四球で4打数1安打2打点。
今季成績は打率.191(68打数13安打)、1本塁打、9打点となった。
22日、前日までの成績は全選手(170人)で、
・打率.175(規定打席到達者MLB170人中167位)
・出塁率.276(同139位)
・長打率.233(同170位)
・OPS.509(同167位) と、出塁率を除いて軒並みメジャーワースト級に沈んでいる。
そんな状態で望んだカージナルス戦は「6番・DH」スタメン出場。
今季第2号本塁打と2四球を選ぶ活躍を見せたが、チームは大敗を喫した。
筒香は、大量18点ビハインドとなった9回の先頭打者として第4打席を迎えた。
カージナルスは、メジャー通算2134安打、ゴールドグラブ賞9回受賞の名捕手ヤディア―・モリーナ捕手がキャリア初のマウンドへ。
フルカウントからの6球目、56.9マイル(約92キロ)のスローボールをすくい上げた。
打球はライトスタンドに飛び込むソロ本塁打。12試合ぶりの一発。
この日の筒香は、2打数1安打1打点1本塁打2四球(四球、四球、二併殺、本塁打)。
打率.181、OPS.558(出塁率.291+長打率.267)となっている。
27日、パイレーツは筒香が10日間の負傷者リスト(IL)に入ったと発表した。腰の筋肉の張りが理由で、25日にさかのぼって適用される。パイレーツは代役として、トゥクピタ・マルカーノ内野手(22)を2Aから昇格させた。
今季はここまで35試合に出場して打率.177、2本塁打、15打点、OPS.538となかなか調子が上がらず苦しんでいた。
6月18日、腰部の筋肉と関節の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているパイレーツ筒香嘉智内野手(30)が、屋外フリー打撃を再開した。
一塁でノックも受け、チーム練習に合流した前日17日よりも、調整の強度が上げた。「体の反応としては悪くないと思う。まだまだ、これからもっと上げていきたい」とコメント。
最短で21日からマイナーで実戦復帰する見込みとなっている。
【傘下マイナー3Aインディアナポリス・インディアンズ】
背番号「39」
《6月21日》「3番・一塁」※6回に守備から退いた
三ゴロ 四球
1打数無安打1四球
《06月22日》
出場なし
《6月23日》「3番・一塁」※8回に守備から退いた
中安 中安 四球 右安
3打数3安打1四球
《06月24日》
出場なし
《6月25日》「4番・一塁」※8回に守備から退いた
左前適時打(1打点) 遊ゴロ 空振り三振
3打数1安打1打点1三振
《6月26日》「4番・一塁」※6回に守備から退いた
二ゴロ 犠飛(1打点) 四球
1打数無安打1打点1四球
《6月28日》「3番・一塁」
四球 四球 二ゴロ 右安 四球
2打数1安打3四球
《06月29日》
出場なし
《6月30日》「3番・一塁」
四球 遊飛 三ゴロ 左中間二塁打(1打点) 空振り三振
4打数1安打1打点1三振1四球
《7月1日》「3番・DH」
中飛 左中間本塁打(2打点) 二直 四球
3打数1安打1本塁打2打点1四球
1号本塁打:【左腕】Ethan Small
《7月2日》「3番・一塁」
中飛 右越本塁打(4打点) 四球 右安 見逃し三振
4打数2安打1本塁打4打点1三振1四球
2号本塁打:【右腕】Marcus Walden
《7月3日》「3番・DH」
右翼線二塁打(2打点) 左飛 左犠飛(1打点) 中安 左飛
4打数2安打3打点
3日、パイレーツのベン・チェリントンGMは筒香について地元FM局KDKAで「今週のヤンキース2連戦で復帰できると思っている」と、6週間ぶりで戦列に戻る見通しを語った。
3Aでの9試合で打率・440(25打数11安打)2本塁打 12打点 OPS1.316
5日、腰部の筋肉損傷のため負傷者リスト(IL)入りしていた筒香が本拠のヤンキー戦に「5番・一塁」で5月24日ロッキーズ戦以来のメジャー復帰。
4回の第2打席で右腕タイヨンから左中間安打。6回には代わったばかりの左腕ルートギーから左前安打と復帰初戦でマルチ安打を記録した。第1打席は投触遊ゴロだった。8回表の守備から交代し3打数2安打で打率は1割9分となった。
17日、敵地のロッキーズ戦に2試合ぶりにベンチスタートで最後まで出番が無かった。前半戦終了。
【前半戦成績】
打率.177(147打数26安打) 2本塁打 15打点 出塁率.265 長打率.245 OPS.510
22日、本拠のマーリンズ戦に「4番・DH」で先発出場し、3打席連続三振。打率.173。後半戦初戦は3打席連続三振スタートとなった。
8月3日、パイレーツは筒香をDFAでメジャー40人枠から外し、事実上の戦力外を通告した。今後はウエーバーに公示され、手を挙げる球団がなければ契約を解除してFAとなるか、筒香が了承すればマイナーに降格する。ここまで50試合出場で打率.171、2本塁打、19打点と低迷していた。メジャーで最重要指標とされている『WAR』で、今季の筒香はマイナス1.3で1347選手中1344位だった。
5日、筒香が球団からリリースされた。DFAとなってマイナー降格の選択肢もあったが、自由契約となった。今後は新天地を模索することになる。
15日、パイレーツを自由契約になった筒香がブルージェイズとマイナー契約を結ぶことが関係者の話で分かった。傘下3Aバファローに合流し、メジャー復帰を目指す。筒香の代理人を務めるジョエル・ウルフ代理人は同日、ワシントンで取材に応じ「ヨシ(筒香)はブルージェイズとサインした。今日はオフデーで明日、彼は(傘下3Aの)バファローでプレーする。マイナー契約だ。いいプレーをして9月に大リーグでプレーすることを目指す。保証されているわけではないがね」と説明。「彼はとてもエキサイトしている。今、彼はピッツバーグから車を運転してバファローに向かっているはずだ。彼は先週、ピッツバーグ大学で練習をしていた。他にも興味を示していた球団はあったが、彼はブルージェイズはいいチャンスだと思ったのだろう」と話した。同日の試合前にはブルージェイズのジョン・シュナイダー監督代行は米メディアの取材に応じ、筒香と契約合意が近づいていると説明した。
【シーズン成績】
試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
50 | 193 | 170 | 11 | 29 | 4 | 0 | 2 | 39 | 19 | 0 | 0 | 0 | 4 | 19 | 0 | 0 | 50 | 3 | .171 | .249 | .229 | .478 |
2022年 マイナー2年目 AAA級バッファロー・バイソンズ
16日、ブルージェイズはパイレーツからフリーエージェントとなっていた筒香とマイナー契約を結んだと発表した。背番号は「32」。傘下3Aバファローに合流する。ブルージェイズはア・リーグ東地区2位でワイルドカード圏内。
《8月17日》「6番・左翼」
二邪飛 空振り三振 空振り三振 空振り三振
4打数無安打3三振
《8月18日》 出番なし
《8月19日》「8番・DH」
見逃し三振 空振り三振 四球 空振り三振
3打数無安打3三振1四球
《8月20日》「7番・左翼」
右越本塁打(1打点)中前打 三直 四球(1打点) 見逃し三振
4打数2安打1本塁打2打点1四球
3号本塁打:【右腕】Colton Eastman
《8月21日》 出番なし
《8月23日》「8番・右翼」
四球 左越本塁打(2打点) 見逃し三振 見逃し三振 四球
3打数1安打1本塁打2打点2四球
4号本塁打:【右腕】Xzavion Curry
《8月24日》「7番・右翼」
三飛 中失 右前打 見逃し三振
4打数1安打1三振
《8月25日》 出番なし
《8月26日》「7番・左翼」
遊飛 右前打 左前打 併殺
4打数2安打
《8月27日》「6番・右翼」
四球 右飛 右翼線二塁打 四球 四球
2打数1安打3四球
《8月28日》 出番なし
《8月30日》「6番・左翼」
左飛 三ゴロ 空振り三振 中前打(2打点) 左飛 四球
5打数1安打2打点1四球1三振
《8月31日》「6番・DH」
空振り三振 空振り三振 中飛
3打数無安打2三振
《9月2日》「6番・右翼」
遊ゴロ 二ゴロ 遊ゴロ 併殺 空振り三振
5打数無安打1三振
《9月3日》「6番・右翼」
三ゴロ 空振り三振 空振り三振
3打数無安打2三振
《9月4日》「8番・右翼」
見逃し三振 二ゴロ 遊ゴロ
3打数無安打1三振
《9月7日》「6番・左翼」
中越本塁打(1打点) 四球 右中間適時二塁打(1打点) 空振り三振
3打数2安打2打点1四球1三振
5号本塁打:【右腕】Freddy Tarnok
《9月8日》「6番・DH」
空振り三振 空振り三振 右越本塁打(3打点) 空振り三振
4打数1安打3打点3三振
6号本塁打:【右腕】William Woods
《9月9日》「4番・左翼」※ダブルヘッダー1試合目(7回まで)
見逃し三振 見逃し三振 空振り三振
3打数無安打3三振
《9月9日》「7番・DH」※ダブルヘッダー2試合目(7回まで)
遊ゴロ 左飛 空振り三振
3打数無安打1三振
《9月10日》「6番・左翼」
左中間二塁打 中飛 四球 空振り三振
3打数1安打1四球
《9月13日》「8番・DH」
左前適時打(1打点) 空振り三振 空振り三振 四球 左前打
4打数2安打1打点1四球2三振
《9月14日》「7番・DH」
四球 見逃し三振 左飛 左犠打(1打点)
2打数無安打1打点1四球1三振
《9月15日》「7番・右翼」
四球 四球 中前適時打(2打点) 見逃し三振 中飛
3打数1安打2打点2四球1三振
《9月16日》 出番なし
《9月17日》「4番・左翼」
右前打 四球 四球 一ゴロ
2打数1安打2四球
《9月18日》「6番・左翼」
右中間二塁打 右越本塁打(1打点) 見逃し三振 一ゴロ
4打数2安打2打点1三振
7号本塁打:【右腕】Connor Grey
《9月20日》「7番・DH」
左飛 内野安打 空振り三振 併殺
4打数1安打1三振
《9月21日》 出番なし
《9月22日》「6番・左翼」
四球 併殺 空振り三振 左前打
3打数1安打1三振
《9月23日》「6番・左翼」
左前打 内野安打 遊飛 見逃し三振
4打数2安打1三振
《9月24日》 出番なし
《9月26日》※8月7日中断試合分(6回裏から再開)代打→「4番・DH」
空振り三振 右飛
2打数無安打1三振
《9月26日》「6番・右翼」
二ゴロ 遊直 左前適時打(1打点) 四球 左直
4打数1安打1打点1四球
《9月27日》 「5番・一塁」
遊安 空振り三振 左前打 空振り三振
4打数2安打2三振
《9月28日》「3番・右翼」※シーズン最終戦
右前打 遊ゴロ 四球 空振り三振
3打数1安打1三振1四球
28日、マイナーのレギュラーシーズンを終了した。今後は、メジャーのバックアップメンバーとして米国の滞在を継続する。
「振り返りはシーズンが終わったばかりなので、これから時間をかけてかみ砕いていきます。試合で結果を残す、ということ以外は僕が左右できない。それをやり続けるしかない、とやっていました」
メジャーのメンバーに故障などの不測の事態が生じた場合に備え、「タクシースクワッド」といわれるバックアップメンバーとして、他の選手らとともに準備を進める。
【マイナー成績】
38試合 打率.301(123打数37安打) 7本塁打 30打点 OPS.942
11月6日、MLB公式サイトはフリーエージェントとなる選手を発表し、筒香が一塁手として名を連ねた。当初5日間はブルージェイズのみと交渉可能で、10日東部時間午後5時(日本時間11日午前7時)から日米全球団と交渉が可能となる。
8日、ゼネラルマネジャー(GM)会議が開幕。筒香の代理人を務めるワッサーマンのジョエル・ウルフ氏が日本メディアの取材に応じ、筒香の状況を説明した。
◆筒香について
「彼は、どんな状況でも決してあきらめない。だから私もあきらめずに、彼にチャンスを与えてくれるチームを見つけたいと思う。2021年の後半、彼はパイレーツに移籍してから、本来のスイングを取り戻した。だからこそ契約延長できたが、今年のキャンプで腰と臀部をケガしてしまった。それでもプレーを続けたが、大リーグでは通用しなかった。60-70%の力で通用するところではない。故障が癒え、リハビリを経て、再びメジャーを目指したが、十分な時間がなかった。でも、故障さえなければ、彼は十分、チームに貢献できると思う。彼はメジャーで通用する選手だ。だから、彼のためにチームを見つけてやりたい」
◆日本からのオファー
「多くのオファーがある。しかし、彼はこっちでプレーしたいという希望を持っている。彼は日本へ帰る前『なんとか、メジャー契約を探してくれ』と言い残していった。以来、定期的に連絡を取り合っている。彼は、時間がかかることも理解している」
◆マイナー契約は?
「メジャー契約を取れると確信している。しかし、1月の終わりまでにメジャー契約を結べなければ、どうするか話し合うことになるだろう」
2023年 マイナー3年目 AAA級ラウンドロック・エクスプレス(1球団目)
1月15日、レンジャーズは筒香とマイナー契約を結んだと発表した。2月にアリゾナ州サプライズで行われるスプリングトレーニングには招待選手として参加する。
情報サイトの「トレード・ルーマーズ」は、「31歳シーズンに突入した筒香は、キャンプで新たなスタートを切ろうとしている」と報じた。「四球率はよく、一塁と両サイドの外野を守る(22年は一塁とDHだけ)。一塁手のネート・ローとDHで1番手のブラッド・ミラーはともに左打ちなので、レンジャーズのロースターに完全に適していない」と懸念材料を挙げた。しかし「レンジャーズは筒香を左翼手として見ているかもしれない」とし、日本時代から21年まで守っていたポジションを絡めて解説した。
3月4日、キャンプ施設へ到着した。渡航ビザの取得が遅れたため、2月20日のキャンプインには間に合わず、前日ようやく同地入り。約2週間遅れで合流した。
この日は、全体練習には参加せず、フィジカルチェックなどを受け、5日から本格的な練習に参加する。
今後は、首脳陣との話し合いを経て実戦練習に入り、その後、オープン戦出場の段階へ移行する。
世界一3回の名将ボウチー監督は「ヨシを見るのが楽しみだ。やっと着いたな。一塁でもプレーするし、打席に立つ彼のことをしっかり見ていきたい」と到着を心待ちにしていた。
DeNA時代からチェックしてきたボイドGM補佐も「本塁打が打てるし、チャンスは十分ある」と、マイナー契約ながら期待値は高い。
5日、チームの全体練習に初めて合流した。キャンプでは背番号「39」を着ける。
ユニホーム姿で新同僚と一緒に各メニューをこなし、屋外でのフリー打撃では、25スイングで5本の柵越えを披露した。
また、20年にメジャー移籍した際、DeNA時代に愛用していたバットが、米国では規格外と判定され使用出来ず、3年間で「100本以上は試した」と試行錯誤を繰り返してきたが、今季から規格が変更となり、愛用していたバットを使用する。先が太めでグリップが細めの重さ875グラムのバットで「ずっと使ってきたバットなので、感覚も違う部分もありますし、心も体もすごく充実しているので、すべてを含めて楽しみです」と語っている。
【オープン戦成績】
14試合 30打数6安打 1本塁打 6打点 0盗塁
打率.200 出塁率.250 長打率.333 OPS.583
25日、傘下のマイナー3Aラウンドロックに合流することを球団広報が明らかにした。
《3月31日》「5番・一塁」※開幕戦
左前打 左翼適時二塁打(2打点) 空振り三振 空振り三振
4打数2安打2打点3三振
《4月1日》「6番・一塁」
遊ゴロ 四球 左飛 四球
2打数無安打2四球2得点
《4月2日》出場なし
《4月4日》「4番・DH」
見逃し三振 空振り三振 左直 空振り三振 四球
4打数無安打1四球3三振
《4月5日・6日》「6番・一塁」※雨天の為翌日にダブルヘッダー
左直 空振り三振 一ゴロ 四球
3打数無安打1四球1三振
《4月8日》「4番・一塁」
左飛 空振り三振 遊ゴロ
3打数無安打1三振
《4月9日》「7番・一塁」
左飛 空振り三振 左中間本塁打(2打点) 中前打
4打数2安打2打点2得点
1号本塁打:【右腕】Bryan Garcia
《4月11日》「6番・一塁」
四球 四球 空振り三振 二ゴロ
2打数無安打2四球1得点
《4月12日》「6番・一塁」
空振り三振 右飛 見逃し三振 中前打
4打数1安打2三振
《4月13日》「6番・一塁」
空振り三振 空振り三振 左翼線適時二塁打(1打点) 左前サヨナラ打(1打点)
4打数2安打2打点2三振
《4月15日》「8番・一塁」
空振り三振 見逃し三振 遊撃内野安打
3打数1安打1得点2三振
《4月16日》出場なし
《4月18日》「6番・一塁」
四球 四球 見逃し三振 右前適時打(1打点) 四球 四球
2打数1安打1打点2得点4四球1三振
《4月19日》「5番・一塁」
四球 空振り三振 右翼線二塁打 四球 空振り三振
3打数1安打1得点2四球2三振
《4月20日》「7番・DH」
見逃し三振 三ゴロ 遊ゴロ 捕ゴロ
4打数無安打1得点1三振
《4月21日》「8番・三塁」
右前打 見逃し三振 四球 投ゴロ併殺打
3打数1安打1四球1三振
《4月22日》「5番・三塁」
中前打 空振り三振 中飛 右前打
4打数2安打1三振
《4月23日》「6番・三塁」
空振り三振 四球 左前 左飛
3打数1安打1四球1三振
《4月25日》「6番・一塁」
遊飛 遊撃内野安打 中直 右翼線三塁打 右翼線二塁打(1打点)
5打数3安打1打点
《4月26日》「6番・DH」
四球 空振り三振 見逃し三振 中飛 三飛
4打数無安打1四球2三振
《4月27日》出場なし
《4月28日》出場なし
《4月29日》出場なし
《4月30日》出場なし
《5月3日》出場なし ※ダブルヘッダー1試合目
《5月3日》「6番・一塁」 ※ダブルヘッダー2試合目
空振り三振 空振り三振 四球 四球
2打数無安打2三振2四球
《5月4日》「5番・DH」
空振り三振 右飛 右安打 中飛 左飛
5打数1安打1三振
《5月5日》「7番・一塁」
中犠飛(1打点) 左翼線適時二塁打(2打点) 見逃し三振 見逃し三振
3打数1安打3打点2三振
《5月6日》「4番・一塁」
二ゴロ 見逃し三振 中飛 左翼線適時二塁打(1打点) 空振り三振
5打数1安打1打点2三振
《5月7日》「5番・DH」
四球 四球 空振り三振 空振り三振 空振り三振
3打数無安打2四球3三振
《5月9日》出場なし
《5月10日》「5番・DH」
四球(盗塁) 三ゴロ 遊ゴロ 空振り三振
3打数無安打1四球1三振1盗塁
《5月11日》「5番・DH」
左飛 中犠飛(1打点) 見逃し三振 遊ゴロ
3打数無安打1打点1三振
《5月12日》「5番・三塁」
一ゴロ 見逃し三振 二ゴロ
3打数無安打1三振
《5月13日》出場なし
《5月14日》「4番・DH」
左飛 空振り三振 空振り三振 二ゴロ
4打数無安打2三振
《5月16日》「6番・三塁」
見逃し三振 右飛 四球 空振り三振
3打数無安打1四球2三振
《5月17日》「6番・DH」※4打席目に代打
右前打(1打点) 右前 空振り三振
3打数2安打1打点1三振
《5月18日》出場なし
《5月19日》「4番・一塁」
空振り三振 野選 空振り三振 左飛
4打数無安打2三振
《5月20日》「5番・DH」
右中間本塁打(3打点) 四球(盗塁) 四球 左前打
2打数2安打1本塁打3打点2得点2四球1盗塁
2号本塁打:【右腕】Reiss Knehr
《5月21日》出場なし
《5月23日》「8番・一塁」
遊飛 遊ゴロ 三ゴロ 四球
3打数無安打1四球
《5月24日》出場なし
《5月25日》「4番・三塁」
右前打 二ゴロ 二ゴロ 四球 四球 空振り三振
4打数1安打1得点2四球1三振
《5月26日》「7番・三塁」※8回に守備から退いた
遊安打 左飛 空振り三振
3打数1安打1三振
《5月27日》出場なし
《5月28日》出場なし
《5月30日》「7番・一塁」※4打席目に代打
左翼線適時二塁打(2打点) 一飛 四球
2打数1安打2打点1四球
《5月31日》「5番・三塁」 ※ダブルヘッダー1試合目(7回まで)
四球 投ゴロ 空振り三振 空振り三振
3打数無安打1四球2三振
《5月31日》出場なし ※ダブルヘッダー2試合目(7回まで)
《6月1日》「8番・一塁」
四球 左中間本塁打(1打点) 見逃し三振 左飛
3打数1安打1本塁打1打点1四球1三振
3号本塁打:【右腕】Jimmy Endersby
《6月2日》「8番・DH」
四球 二直 三飛 中前打
3打数1安打1四球
《6月3日》「5番・DH」
右前適時打(1打点) 左飛 二ゴロ 空振り三振 中前打
5打数2安打1打点2得点1三振
《6月4日》 「代打」 ※8回に代打
空振り三振
1打数無安打1三振
《6月6日》「6番・DH」
二ゴロ(1打点) 四球 右飛 三飛
3打数無安打1打点1四球
《6月7日》「8番・一塁」
空振り三振 中飛 遊ゴロ(1打点) 左翼線二塁打 四球
4打数1安打1打点1得点1三振1四球
《6月8日》出場なし
《6月9日》「8番・DH」
遊ゴロ 左飛 右前打 空振り三振
4打数1安打1三振
《6月10日》「8番・一塁」
左飛 右前打 右飛 中飛
4打数1安打
《6月11日》「5番・DH」
二ゴロ 一ゴロ 空振り三振 左飛
4打数無安打1三振
《6月13日》「8番・三塁」
中飛 左飛 右前適時打(1打点)
3打数1安打1打点
《6月14日》「7番・三塁」
右飛 四球 中越本塁打(1打点) 空振り三振
3打数1安打1本塁打1打点1得点
4号本塁打:【右腕】Anderson Espinoza
《6月15日》「5番・DH」
左越本塁打(2打点) 左翼線適時三塁打(3打点) 空振り三振 空振り三振
4打数2安打1本塁打5打点2三振
5号本塁打:【左腕】Jay Groome
《6月16日》「5番・三塁」
右翼線適時二塁打(2打点) 空振り三振 左越本塁打(1打点) 空振り三振
4打数2安打1本塁打3打点1得点2三振
6号本塁打:【右腕】Matt Waldron
《6月17日》「6番・三塁」
四球 中前打 中飛 四球
2打数1安打2四球
《6月18日》「6番・DH」
四球 右安打 三ゴロ 遊飛
3打数1安打1四球1得点
《6月20日》出場なし
22日、ラウンドロックの公式サイトが筒香との契約を解除し、自由契約としたと発表した。メジャーの他球団と契約できる。今季3Aでの成績は打率.249、出塁率.380、長打率.432、6本塁打だが、6月に限ると打率3割、出塁率.397,長打率.620、4本塁打だった。
2023年 独立リーグ1年目 スタテンアイランド・フェリーホークス
8月1日、米独立アトランティックリーグのスタテンアイランド・フェリーホークスが筒香と契約したことを正式に発表した。レンジャーズ傘下退団後はアメリカ国内に残り、自主練習を続けていたが、メジャー傘下のマイナー球団からのオファーが届かず、この年はプレーする環境を優先する方針に転換していた。この日のヨーク戦でいきなり「8番・DH」でスタメン出場する。背番号は『31』。
《8月1日》「8番・DH」
中前打 左前打 空振り三振 三ゴロ
4打数2安打1打点1三振
《8月2日》「4番・左翼」※8回に守備から退いた
二ゴロ 併殺 左中間本塁打(1打点) 投ゴロ
4打数1安打1本塁打1打点1得点
1号本塁打:【右腕】Carlos Espinal
《8月3日》「4番・左翼」
左翼線二塁打 右中間本塁打(1打点) 右前打 二ゴロ
4打数3安打1本塁打3打点1得点
2号本塁打:【右腕】Tom Sutera
《8月4日》「4番・DH」
四球 四球 空振り三振 空振り三振 空振り三振
3打数無安打1得点3三振2四球
《8月5日》「3番・左翼」
中飛 右中間本塁打(1打点) 空振り三振
3打数1安打1本塁打1打点1得点1三振
3号本塁打:【右腕】Jeff Bain
《8月6日》「3番・左翼」
四球 空振り三振 右越本塁打(1打点) 四球
2打数1安打1本塁打2打点2得点2四球1三振
4号本塁打:【右腕】Dominic DiSabatino
《8月8日》「3番・左翼」
空振り三振 中前適時打(1打点) 空振り三振 空振り三振
4打数1安打1打点3三振
プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク (週間最優秀選手賞)を受賞した。(打率.375 4本塁打 7打点 出塁率.500 長打率1.188 OPS1.688)
《8月9日》「3番・左翼」
空振り三振 空振り三振 見逃し三振 中前打 見逃し三振
5打数1安打4三振
《8月10日》「3番・DH」
見逃し三振 右翼線二塁打 右越本塁打(2打点) 見逃し三振 四球
4打数2安打1本塁打2打点1得点1四球2三振
5号本塁打:【右腕】Jeremy Rhoades
《8月12日》「3番・左翼」
左飛 右越本塁打(1打点) 四球 四球 四球
2打数1安打1本塁打1打点3四球3得点
6号本塁打:【右腕】Ian Kahaloa
《8月13日》「3番・DH」 ※ダブルヘッダー第1試合目
四球 二ゴロ 右越本塁打(1打点)
2打数1安打1本塁打1打点1四球1得点
7号本塁打:【右腕】Spencer Johnston
《8月13日》出場なし ※ダブルヘッダー第2試合目
《8月15日》「4番・DH」 ※6回に交代
見逃し三振 中飛
2打数無安打1三振
《8月16日》出場なし ※ダブルヘッダー第1試合目
《8月16日》出場なし ※ダブルヘッダー第2試合目
《8月17日》出場なし
《8月18日》出場なし
《8月19日》出場なし
12試合 打率.359(39打数14安打) 7本塁打 13打点 OPS1.428
2023年 マイナー3年目 AA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズ(2球団目)
20日、ジャイアンツとマイナー契約で合意した。メディカルチェック(身体検査)で問題がなければ正式契約し、近日中に発表される。今後は傘下2Aリッチモンドに加入後、数試合を経て3Aサクラメントに合流する見込み。
21日、ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長が筒香獲得の経緯などを説明した。
◆今回、筒香を獲得した経緯、評価した点は
「彼のことは長い間、尊敬の目で見ていた。またわれわれは彼が野球に対して熱心なところもリスペクトしている。2Aリッチモンドのチームであす(現地22日、日本時間23日)から始動する」
◆彼の直近の成績はどうチェックしたか
「独立リーグにはスカウティングの重要なデータがあり、彼らは(データ計測機器の)トラックマンを導入したり、数チームがそれを導入しているから必要なデータなどは(MLBとパートナーシップの契約があるので)見ることができる。われわれは、独立リーグのスカウティングを重要視している。彼には以前から興味があったし、12試合で7本塁打は(OPS)1.000以上だ。興味はさらに増した。見たデータはとても良かったし、彼の評判も良いし(以前に)メジャーで見た彼も良かったから、そういう情報を総合して興味を持った」
◆メジャーに昇格することにどれくらい期待しているか
「もちろんマイナーでのパフォーマンスによるが、彼は良くなろうと努力しているのも知っている。プレーオフの選手登録枠に入るには、9月1日よりも前にジャイアンツの選手でなければいけないから、あと10日ぐらいだったが、この組織に入ってもらえるのはハッピーだ。(ジャイアンツは)開幕から最初の2カ月は多くの本塁打を含めてとても良い攻撃陣をしていた。直近の2カ月は、プレーオフ争いをしているものの、攻撃力は下がって苦戦している。筒香選手はどのレベルでもインパクトのある打者というのは分かっているから、それも(獲得に至った)もうひとつの理由だ」 --ポストシーズンでもジャイアンツの選手として出場できる資格があるのか 「マイナーリーグでもいいので、とにかくその球団に属していればいい。例えば2Aで2週間プレーし、9月のどこかで3Aサクラメントでプレーし、9月末にメジャーに昇格しても、プレーオフに出場する資格はある。とにかく9月1日の前までに、その球団組織に在籍さえしていればいい」
22日、傘下の2Aリッチモンドに合流。敵地でのポートランド戦に「3番・左翼」で初出場し、4打数無安打だった。背番号は『13』。
《8月22日》「3番・左翼」
左飛 三飛 二ゴロ 一失
4打数無安打
《8月23日》「3番・左翼」
中前打 右中間本塁打(1打点) 見逃し三振 四球 中飛
4打数2安打1本塁打1打点2得点1四球1三振
1号本塁打:【右腕】Chih-Jung Liu
《8月24日》出場なし
《8月26日》出場なし
《8月27日》出場なし ※ダブルヘッダー第1試合目
《8月27日》出場なし ※ダブルヘッダー第2試合目
《8月29日》出場なし
《8月30日》出場なし
《8月31日》出場なし
《9月1日》「3番・DH」
左飛 空振り三振 四球 中飛
3打数無安打1四球1三振
《9月2日》「代打」
四球
0打数0安打1四球
《9月3日》「3番・左翼」
併殺 遊撃内野安打 空振り三振 左飛 中前適時打(1打点) 空振り三振
6打数2安打1打点1得点2三振
《9月5日》「3番・DH」 ※8回に交代
空振り三振 空振り三振 右中間本塁打(1打点) 四球
3打数1安打1本塁打1打点1得点1四球2三振
2号本塁打:【右腕】Jack Leftwich
《9月6日》「3番・左翼」
四球 空振り三振 右前適時打(1打点) 四球 空振り三振
3打数1安打1打点2四球2三振1盗塁
《9月7日》出場なし
《9月8日》「3番・DH」
四球 中前打 右越本塁打(4打点) 左前打 見逃し三振
4打数3安打1本塁打4打点3得点1四球1三振
3号本塁打:【右腕】Davis Sharpe
《9月9日》「3番・左翼」
左飛 右前打 左飛 右前打
4打数2安打
《9月10日》「3番・左翼」
四球 空振り三振 遊ゴロ 見逃し三振
3打数無安打1四球2三振
《9月12日》出場なし
《9月13日》「3番・DH」 ※8回に代走
空振り三振 空振り三振 四球 中前打
3打数1安打1四球2三振
《9月14日》「3番・左翼」
空振り三振 空振り三振 二ゴロ 右前打
4打数1安打1得点2三振
《9月15日》「3番・DH」
二ゴロ 四球 左中間本塁打(2打点) 空振り三振 見逃し三振
4打数1安打2打点1得点1四球2三振
4号本塁打:【右腕】Blake Holub
13試合 打率.313(45打数14安打) 4本塁打 10打点 出塁率.436 長打率.578 OPS1.014
2023年 マイナー3年目 AAA級サクラメント・リバーキャッツ(3球団目)
17日、ジャイアンツ傘下2Aリッチモンドから3Aサクラメントに昇格したと球団が発表。背番号は「10」。
《9月19日》「7番・一塁」
左前打 四球 左飛 空振り三振
4打数1安打1打点1得点1四球1三振
《9月20日》出場なし
《9月21日》「4番・DH」
四球 四球 四球 右飛 四球
1打数無安打1得点4四球
《9月22日》「5番・一塁」
左飛 一ゴロ 左翼線二塁打 空振り三振
4打数1安打1得点1三振
《9月23日》「6番・DH」
四球 死球
0打数0安打1四球1死球
《9月24日》出場なし
24日、敵地でのソルトレーク戦に出場せず、今季の全日程を終えた。まだメジャー昇格の可能性を残すが、一足先にシーズン終了。今季はメジャー出場がなく、マイナーでは2Aと3Aの3球団で通算68試合に出場し、打率2割6分、10本塁打、44打点、OPS・858を記録した。
26日、左手親指を骨折していることが明らかになった。23日のエンゼルス傘下3Aソルトレーク戦の四回無死で死球を受け、その場で途中交代していた。25日に精密検査を受け、手術の必要性はないという診断を受けた。
【マイナーリーグ成績】
【レンジャーズ3A】
51試合 打率.249(169打数42安打) 6本塁打 33打点 出塁率.380 長打率.432 OPS.812
【ジャイアンツ2A】
13試合 打率.311(45打数14安打) 4本塁打 10打点 出塁率.436 長打率.578 OPS1.014
【ジャイアンツ3A】
4試合 打率.222(9打数2安打) 0本塁打 1打点 出塁率.333 長打率.563 OPS.896
【アトランティックリーグ成績】
12試合 打率.359(39打数14安打) 7本塁打 13打点 OPS1.428
2024年 マイナー4年目 AAA級サクラメント・リバーキャッツ
12月3日、ジャイアンツとマイナー契約に合意したことが、米球界関係者の話で明らかになった。2月の春季キャンプとオープン戦にはメジャー招待選手として参加する。
2月8日、ジャイアンツがキャンプの招待選手リストを発表し、マイナー契約の筒香は内野手枠でリスト入りした。背番号は「34」。
24日、6回から一塁の守備に就いて途中出場。9回に2点適時打を放つなど、オープン戦初出場で2打数1安打2打点と結果を残した。
29日、腰回りの張りと診断されたとジャイアンツが発表。同日のオープン戦は欠場した。
3月13日、マイナーのキャンプ行きを通告された。
21日、オプトアウト(契約破棄条項)を行使し退団することが決まった。今後はフリーエージェント(FA)となり、日米の全球団を対象に所属球団を探す。球団には傘下のマイナー組織で保有可能な選手の上限があり、筒香はそこから漏れることを通告された。実質的には、リリースとなり、手続き上の関係でオプトアウトの行使に至った。
4月16日、横浜DeNAベイスターズに入団することが決定したとDeNAが正式に発表した。名字の筒香(225=つつごう)にちなんで午後2時25分に発表された。3年契約で2年目までは推定年俸3億円、3年目からは変動制。18日の午後6時からは横浜スタジアムで公開入団記者会見が行われることも合わせて発表した。背番号は19年まで背負い、現在は空き番号の25で、5年ぶりの古巣復帰となる。
18日、本拠地・横浜スタジアムで公開入団記者会見に出席した。戻ってきた筒香は、決断の理由について「僕は常に野球がうまくなる方を選択してきたつもりです。ジャイアンツを退団になり、どうなるかという状況の中、日本に復帰するモチベーションがいまいち上がらなかったのが事実です。その中で毎日練習している中でいろいろ考えて行く中で、やはりベイスターズで優勝したいという思いが日本でプレーするモチベーションとなりました」と胸中を明かした。
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