【レア犯罪 水曜日のダウンタウン】珍しい犯罪ランキングTOP10

決闘罪とは、お互い合意の上で暴行を行い合った双方に適用される犯罪。決闘を申し込んだ人、申し込まれた人、決闘立会人、決闘場所提供者など決闘に関わった者に適用される。

元々、果し合いや仇討ちを禁止するために明治時代に制定されたもので、過去の遺物と化している。

礼拝所不敬罪とは、神社・寺・墓地などの名誉や尊厳を害する犯罪。

最近では、キリスト教の墓地で十字架を引き抜きその写真をFacebookにアップロードした行為や、墓地でヘアヌード写真を撮った行為などが不敬罪として検挙されている。

説教等妨害罪とは、礼拝や葬儀を妨害する犯罪。

結婚目的略取・誘致罪とは、結婚目的で人を誘拐する犯罪。犯人が被害者と結婚する目的だけでなく、被害者と第三者を結婚させる目的の場合も含まれる。1年以上～10年以下の懲役。

1999年には、電話帳に載っている女性に片っ端から電話をかけた男が、誘いに乗ってきた女性に対して結婚を申し込んだところ拒否されたため、脅して市役所まで連れていき婚姻届を出そうとした事件が発生。女性は隙を見て助けを求めた。

水道損壊罪とは、水道管などを故意に破壊する犯罪。

私戦予備陰謀罪とは、外国に対して私的に戦闘行為（テロなど）をする目的で、準備や計画をする犯罪。

2014年10月6日、過激派組織イスラム国（ISIL）に参加するため、シリアに向かうことを計画した北海道の大学生に適用されている。この大学生は書店に貼られていた求人広告を見て志願した。

外国国章損壊罪とは、外国を侮辱する目的で国旗を破ったり燃やしたりする犯罪。

「外国」とあることから、日本の国旗を燃やした場合にはこの犯罪に該当しないが、器物損壊罪には問われる。

外患誘致罪とは、日本に対してスパイやテロを行う。

水防妨害罪とは、水害を防ぐための土嚢などを故意に隠したり壊したりする犯罪。

司法試験でも出題されることがなく、法学部でも習うことのないレアな犯罪となっている。

出水危険罪とは、ダムなどの水門を破壊する犯罪。

水防妨害罪と同様、司法試験でも出題されることがなく、法学部でも習うことのないレアな犯罪となっている。