プロ野球界のオンラインカジノをめぐる経緯
▼2月17日 オリックスがオンラインカジノ利用に関する情報を入手したNPBから調査依頼を受ける。
▼2月18日 小浜球団本部長が山岡と面談。過去にオンライン上で、海外でカジノのライセンスを取得しているサイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会参加の事実を把握。
▼2月20日 オリックスは他の選手やコーチ、スタッフらチーム全員を対象に個別に聞き取りを実施。山岡以外の関与はなかったとした。NPBの顧問弁護士が山岡をヒアリングし、オンラインカジノ利用の事実を確認。利用したオンラインカジノは、野球を含むスポーツを対象にしたものではなかった。
▼2月21日 山岡がキャンプ地宮崎から急きょ帰阪し、今回の事案を大阪府警に相談。オリックスは同夜、緊急会見を開き、山岡に当面の間、自宅謹慎とプロ野球選手としての活動自粛を命じた。NPBは声明を発表。過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけ、12球団に徹底調査を求めた。
▼2月27日 NPB中村事務局長が12球団の調査を受け、新たに7球団計14人の利用が判明と発表。利用者の名前は公表せず、「野球賭博」にあたる行為の申告もなかったと説明。
▼3月5日 ソフトバンク関係者が福岡県警から任意で事情聴取されていることが明らかに。
▼3月12日 オリックスが13日からの山岡の活動再開を発表。
▼3月24日 NPBが新たに1人の利用が判明したとして、計8球団16人に。
▼4月10日 大阪府警がオリックス山岡を単純賭博容疑で書類送検。ソフトバンク関係者は不起訴処分。
▼4月23日 オリックス山岡が不起訴処分。
▼5月5日 オリックス山岡が1軍出場選手登録。
▼5月6日 オリックス山岡が日本ハム戦で復帰登板。
▼5月8日 巨人オコエと増田大が書類送検。
各球団の対象者(処分者)一覧 ※随時更新
読売ジャイアンツ
オリックス・バファローズ
選手名 | ポジション | ドラフト順位 |
---|---|---|
山岡泰輔 | 投手 | 2016年ドラフト1位 |
処分
※NPBは3月、オンラインカジノを利用したことが判明した8球団16人(山岡、オコエ、増田含む):制裁金(総額は1020万円、内訳は10万円~300万円とされる)に対して、各球団が総額1020万円の制裁金を科すことを発表した。
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