治験て聞くとどんなイメージを持たれますか?
まぁ、イメージ通りのモルモット役です。
薬の効力を確かめるために人柱になる仕事ですね。
ただ、報酬はなかなか良く、また拘束時間があるとはいえかなり好き勝手出来る副業でした。
果たしてその詳細はどんな感じなのか、私の体験談を語らせていただきます。
治験に応募する

私は上記サイトに登録して応募先を探しました。

結構種類が豊富でえらぶのが大変でしたが、正直金額で選びました。
応募の際には条件が細かく設定されているので要確認です。私の時は確か下記のような感じでした。
・年齢20~40歳以下の健康な日本人男性
・BMI 18.5~24.9
・休薬期間4ヶ月
・3ヶ月以内の献血 輸血NG
・禁煙者
・過去 重篤既往NG
・現在 治療中のご病気無い方
・タトゥー 入れ墨NG
応募すると担当から電話が来て、口頭で改めて条件・日程を確認されます。
OKが出ると、指定された事前検診日に病院に足を運び検査を受けます。簡単な健康診断みたいなやつですね。ただ治験でどうしても付きまとう献血にこの時からお世話になります。
参加費は大体3000円くらいです。治験は合格しないと次の日程に進めないのでここで終わってしまい、献血の影響で次の治験まで期間を開けないといけないので厄介です。
治験を生業にしている人もいると聞きますが、どうやって確実に合格しているのか気になりますね。
本試験に参加
事前検診に合格すると大体試験一週間後ぐらいに電話がかかってきて、参加の有無を確認されます。
私は4泊5日の日程を二回に渡って参加しました。
全てを完了すると最初の3000円を合わせ、大体17万円ぐらいです。
病院への持ち物としては、暇つぶし道具(本・PC)・生活用品(歯磨き道具)でした。
タオル等、入院着は用意してくれるので荷物は少なめで大丈夫です。
初日
お昼過ぎぐらいに病院に入り、後は一人一人ベットの上で待機です。
想像する病院ベットで、不自由は無かったです。
その後、入院中の説明を受け夕食を取るだけで初日は終わりです。
食事については健康的な病院飯で、正直量が少なすぎて私にとってはなかなかつらかったですね。
残さず食べるのが条件ですので、好き嫌いが多い人は参加しづらいかもしれないです。
シャワーにも入れますが、一人一人15分間、決まった時間で管理されます。
後は自由時間で何をしていても構いません。私はwifiがあったのでインターネットで時間をつぶしていましたね。
就寝はたしか23時ぐらいで朝6時起きでした。
一日目は特に何もない感じです。
ただ拘束する感じかな。
2日目
この日が本番です。
朝食を食べたのち、目的である薬を飲みます。
錠剤1つですね。ここで語らせてもらいますが私は問題ありませんでしたが、あくまで治験というものは何%かはリスクがあるものです。まだ市販されていない薬を試すのです。その点は参加する際によく重視して検討することが大切です。
後はひたすら朝9時から壱時間ごとに採血を行われ続けます。
ベットの上で待機で、動いてはいけないのでトイレに行く際は車いすに乗って移動します。
なかなか面白い光景でしたよ。
昼過ぎくらいになると一時間の間隔が広がっていき、自由に歩くことが許されるようになり、昼食が取れます。
待機中私はひたすら本を読んでましたね。
後は寝てました。寝て起きたら針をさされ、また寝るみたいな感じです。腕がめちゃくちゃ真っ赤になってましたね。献血に物凄く態勢がついてしまいました。
あれってとられるだけですけど物凄く体力を消耗します。
この日は12回ぐらい採血されました。
相当血が持ってかれていたのでその日はぐっすりでした。
3日目・4日目
この2日間はとてものんびりした日でした。採決は決まった時間にされますが1~2回ぐらいになるので後は完全にフリーです。
朝食・昼食・夕食を待ち続け他はひたすらネットサーフィンしてましたね。
この点が治験を受ける人達にとっていい点じゃないでしょうか。
それなりの報酬がもらえ、自由が利くだから人気なんだと思います。
5日目
朝起きて一回採血したら退院です。
流石に血を抜かれすぎて、帰るときに夏場であったこともプラスしてクラっと来たのを覚えています。
この一日目からの流れをもう一回行い、最後に指定された検診日に検査を行って治験終了です。
まとめ
結構な時間拘束されますが、やはり報酬はなかなかだと思います。
血とリスクとの等価交換ですね。
自由なことが出来ましたし参加してよかったと思っています。
ちなみに余談ですが一年後また同じ時期に同治験会場に参加しました。
あれってたぶん同じ所なら受かりやすいですね。
会場を浮気すると受からなくなる気がします。
以上


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