番記者が選ぶヤンキースの2000年代ベストナイン 松井も選出
米公式サイト「MLB.com」でヤンキースを担当するブライアン・ホーク記者は、オフシーズンの特別企画として2000~2024年の25年間を対象に、現時点での「2000年代ベストナイン」を選出した。ヤンキースだけでなく、球界を代表するような名選手ばかりがズラリと並ぶなか、左翼手部門では松井秀喜が選出。松井はDH部門でも次点の1人に名を連ねている(DH部門で選ばれたのはジャンカルロ・スタントン)。2009年のワールドシリーズでMVPに輝いた「ゴジラ」は今もなお、ニューヨークで愛される存在だ。
ホーク記者は左翼手部門の選考について「松井とブレット・ガードナーが僅差の争いだった」としている。しかし、ホーク記者は2000年代のヤンキースを代表する左翼手として松井を選出。「彼はピンストライプのユニフォームを着る前から本物のスターであり、ヤンキースを誇らしく代表する国際的なアイコンだった。2006年に松井の連続試合出場が518で途切れたのは手首の骨折が原因だったが、そのときに彼はチームに謝罪した。2009年にはDHを務め、第6戦で6打点を叩き出すなど、ワールドシリーズMVPに選出。ニューヨークで過ごした7年間で打率.292、140本塁打、597打点、OPS.852を記録した」と記した。
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番記者が選ぶヤンキースの2000年代ベストナイン
※()=括弧は実働年度
ポジション | 選出選手名 | 次点選手名 |
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捕手 | ホルヘ・ポサダ(1995~2011年) | ゲーリー・サンチェス(2015~2021年) ブライアン・マッキャン(2014~2016年) |
一塁手 | マーク・テシェイラ(2009~2016年) | ジェイソン・ジアンビ(2002~2008年) ティノ・マルティネス(1996~2001・2005年) |
二塁手 | ロビンソン・カノー(2005~2013年) | グレイバー・トーレス(2018~2024年) アルフォンゾ・ソリアーノ(1999~2003・2013~2014年) |
三塁手 | アレックス・ロドリゲス(2004~2013・2015~2016年) | ジオ・ウルシェラ(2019~2021年) |
遊撃手 | デレック・ジーター(1995~2014年) | ディディ・グレゴリアス(2015~2019年) |
左翼手 | 松井秀喜(2003~2009年) | ブレット・ガードナー(2008~2021年) ジョニー・デイモン(2006~2009年) |
中堅手 | バーニー・ウィリアムス(1991~2006年) | カーティス・グランダーソン(2010~2013年) |
右翼手 | アーロン・ジャッジ(2016~) | ニック・スウィッシャー(2009~2012年) ボビー・アブレイユ(2006~2008年) ゲーリー・シェフィールド(2004~2006年) ポール・オニール(1993~2001年) |
DH | ジャンカルロ・スタントン(2018~) | ジェイソン・ジアンビ(2002~2008年) 松井秀喜(2003~2009年) |
先発左腕 | CC・サバシア(2009~2019年) | アンディ・ペティット(1995~2003・2007~2010・2012~2013年) |
先発右腕 | マイク・ムシーナ(2001~2008年) | ゲリット・コール(2020~) ロジャー・クレメンス(1999~2003・2007年) 田中将大(2014~2020年) |
クローザー | マリアーノ・リベラ(1995~2013年) | アロルディス・チャップマン(2016・2017~2022年) |
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