メジャーと日本の本塁打競争の比較
国 | 日本 | アメリカ |
開催日 | 試合前 | 試合前日 |
参加人数 | 8人(セ・パ4人ずつ) | 8人 |
選出方法 | ファン投票 | MLBが打診 |
方式 | トーナメント | 8選手によるトーナメント形式かつ1回制・準決勝・決勝の3ラウンド制で行われる |
制限時間 | 2分間 | 3分間 |
特徴 | 【2019年から】 ・出場選手中、本塁打を開催年の7月1日までに7本以上、または前年の公式戦で15本以上打っている選手を対象としてファン投票によりセ・パ4人ずつ選出。 ・第1戦で4人による準々決勝・準決勝を、第2戦で残り4人による準々決勝・準決勝と、各準決勝の勝者による決勝を行う。尚、第1戦と第2戦の勝者同士で行われる総合優勝決定戦は行われない。 ・1回につき2分間(球数は無制限だが、打球が着地するまで次の投球を行えない)でホームラン数の多い方が勝利。同数の場合は1分間の延長戦を行い、なお同数の場合はファン投票の投票数が多い方が勝利となる。 ・優勝賞金は100万円。これとは別に、全ての対戦を通して打球の速度が一番速かった選手に「日産ノート e-POWER賞」が贈呈される。 | 【2021年から】 ◆方式 第1、第2ラウンドは3分、決勝は2分の時間制。スイング数等の制限はなく、時間内にどれだけ柵越えを放つかだけを競う。時間は打撃投手が1球目を投げてからスタートし、投球が時間内ならタイムアップ後の本塁打もカウントされる。 ◆ボーナス時間 全ラウンド、全選手共通で各30秒のボーナスタイムが与えられる。また、475フィート(約144・8メートル)以上の本塁打を打った選手には、そのラウンドでさらに30秒のボーナスタイムが与えられる。 ◆謎のボール ボーナスタイムでは、赤紫色の特別球が使用される。ホームランダービーでは公式球とは異なり、一回り小さい特別球が使用されるともいわれる。お祭りイベントを盛り上げるため、空気抵抗を抑えた「飛ぶボール」の可能性が指摘されている。 ◆休息タイム 各選手は各ラウンドごとに45秒の休息を取ることができる(ボーナスタイム中は不可)。 ◆タイブレーカー(延長戦) 同数の場合は1分の延長戦を行う。それでも同数の場合は、3スイング中の本数で決める。決着がつくまで、3スイング勝負を繰り返す。 |
賞金 | 100万円 | 100万ドル(約1億円) |
個人最多本 | 【2018年】※制限時間3分 31本(筒香 嘉智 = 横浜DeNAベイスターズ) 【一回戦】9本 【準決勝】14本 【決勝】8本 【2021年】※制限時間2分 23本(山川 穂高 = 埼玉西武来ライオンズ) 【一回戦】9本 【準決勝】6本 【決勝】4本(延長戦+4本) | 91本(ゲレーロJr.=ブルージェイズ) 現在の「1ラウンド記録」と「1大会記録」はいずれもブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)が保持している(2019年の第2ラウンドで40本、2019年に合計91本)。 2014年以前のアウトカウント制での記録は、2008年の第1ラウンドでジョシュ・ハミルトン(当時レンジャーズ)が記録した28本、2005年の大会でボビー・アブレイユ(当時フィリーズ)が記録した合計41本だった。 |
日本人選手打診者
氏名 | 備考 |
イチロー | 辞退 |
松井秀喜 | 辞退 |
大谷翔平 | 2021年出場 |
ホームラン・ダービー歴代優勝者
年度 | 氏名 | 所属球団 | 備考 |
1985 | デーブ・パーカー | レッズ | |
1986 | ウォーリー・ジョイナー | エンゼルス | ※2選手が同時優勝 |
ダリル・ストロベリー | メッツ | ||
1987 | アンドレ・ドーソン | カブス | ※この年本塁打王(49本塁打) |
1988 | 雨天中止 | ||
1989 | エリック・デービス | レッズ | ※2選手が同時優勝 |
ルーベン・シエラ | レンジャーズ | ||
1990 | ライン・サンドバーグ | カブス | ※この年本塁打王 (40本塁打) |
1991 | カル・リプケンJr. | オリオールズ | |
1992 | マーク・マグワイア | アスレチックス | |
1993 | フアン・ゴンザレス | レンジャーズ | ※この年本塁打王 (46本塁打) 23歳265日の史上最年少優勝 |
1994 | ケン・グリフィーJr. | マリナーズ | ※この年本塁打王 (40本塁打) |
1995 | フランク・トーマス | ホワイトソックス | |
1996 | バリー・ボンズ | ジャイアンツ | |
1997 | ティノ・マルティネス | ヤンキース | |
1998 | ケン・グリフィーJr. | マリナーズ | 自身2度目の優勝 ※この年本塁打王 (56本塁打) |
1999 | ケン・グリフィーJr. | マリナーズ | 自身3度目の優勝 ※この年本塁打王 (48本塁打) |
2000 | サミー・ソーサ | カブス | ※この年本塁打王 (50本塁打) |
2001 | ルイス・ゴンザレス | ダイヤモンドバックス | |
2002 | ジェイソン・ジアンビ | ヤンキース | |
2003 | ギャレット・アンダーソン | エンゼルス | |
2004 | ミゲル・テハーダ | オリオールズ | |
2005 | ボビー・アブレイユ | フィリーズ | |
2006 | ライアン・ハワード | フィリーズ | ※この年本塁打王 (58本塁打) |
2007 | ブラディミール・ゲレーロ | エンゼルス | |
2008 | ジャスティン・モーノー | ツインズ | |
2009 | プリンス・フィルダー | ブリュワーズ | |
2010 | デービッド・オルティス | レッドソックス | |
2011 | ロビンソン・カノー | ヤンキース | |
2012 | プリンス・フィルダー | タイガース | 自身2度目の優勝 |
2013 | ヨエニス・セスペデス | アスレチックス | |
2014 | ヨエニス・セスペデス | アスレチックス | 自身2度目の優勝 |
2015 | トッド・フレイジャー | レッズ | |
2016 | ジャンカルロ・スタントン | マーリンズ | |
2017 | アーロン・ジャッジ | ヤンキース | ※この年本塁打王 (52本塁打) |
2018 | ブライス・ハーパー | ナショナルズ | |
2019 | ピート・アロンゾ | メッツ | ※この年本塁打王 (53本塁打) |
2020 | 新型コロナウイルスの影響で中止 | ||
2021 | ピート・アロンゾ | メッツ | 自身2度目の優勝 |
2022 | フアン・ソト | ナショナルズ |

コメント