【吉田正尚 メジャー】吉田正尚 メジャー成績を振り返る

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スポーツ

吉田正尚選手は2018〜2022年まで5年連続打率3割を達成し、タイトルも首位打者2回・最高出塁率2回獲得した外野手です。2022年チームを日本一に導きメジャーへの挑戦を決断致しました。
 
フルスイングでありながら三振が少なく、率を残すことが出来るバッティングはメジャー向きに思え、メジャーリーグでも十分な活躍を期待できると考えます。

日本人野手の活躍が少ない現状、活躍を期待します。

2023年 メジャー1年目 ボストン・レッドソックス

オフの11月17日にポスティングシステムと利用してのメジャー挑戦が承認された。12月7日にMLBからポスティング申請が受理。

12月8日、ボストン・レッドソックスと契約することで合意したと、複数のメディアが報じた。

15日、オリックスからポスティングシステムを利用した吉田正尚と5年契約を結んだと正式発表した。背番号は「7」。本拠地フェンウェイパークで行われた会見では「マサタカ・ヨシダです。初めまして。英語を話せません。緊張しています」と英語で自己紹介した。

5年間で9000万ドルの契約。日本から移籍した野手ではカブス・鈴木誠也を上回る歴代最高額。吉田の年俸は年換算で1800万ドルとなり、今季年俸に当てはめると、チームの野手ではホズマー、ストーリー両内野手に次ぐ高給取りとなる。交渉解禁初日の異例のスピード決着となった。会見では、「一番いい評価をしていただきました。(早期決着で)ビックリしました」と笑顔を浮かべた。フェンウェイパークの印象について「テレビでは見ていたんですけど、今日初めて生で見て、すごく高くて歴史のある球場だなと感じました」と話した。

◆契約総額 5年総額9000万ドル(約126億円)

◆オリックスへのポスティング料 1537万5000ドル(約21億5000万円)

◆契約金 300万ドル(約4億2000万円)

◆年俸

23年 1500万ドル(約21億円)

24年 1800万ドル(約25億2000万円)

25年 1800万ドル(約25億2000万円)

26年 1800万ドル(約25億2000万円)

27年 1800万ドル(約25億2000万円)

1月5日、野球日本代表の栗山英樹監督は、北海道北広島市で取材に応じ、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、吉田が出場することを明らかにした。東京ドームで行われる1次リーグから出場する。栗山監督は「WBCで日の丸を着けてもらう。野手は途中(米国での準決勝)からは、なしなので、なるべく早めに合流してもらうというお願いはしている」と語った。オリックスから移籍したばかりで「選んじゃいけないと思っていた」と当初は消極的だったと言う。本人と話し合い出場への強い意欲を感じたそうで「もう力を借りるしかない」と決断した。

2月20日、米フロリダ州フォートマイヤーズでキャンプインした。「こうして無事にスタートできたのはうれしい」と、初日に笑顔を見せた。キャンプに先駆け、8日から当地で練習を始めており、チームメートとも打ち解けていた。

【オープン戦成績】

6試合 打率.231(13打数3安打)1本塁打 2打点 三振4 四球3 出塁率.375 長打率.538 OPS.913

3月、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。1次ラウンドでは4試合とも5番レフトで出場し、打率4割1分7厘、8打点の活躍。準々決勝のイタリア戦では、WBC初ホームランを放ち、準決勝のメキシコ戦では、同点3ランホームランを放ち、大会最多記録となる13打点を記録した。準々決勝以降の3試合は4番として日本代表を3大会ぶりのWBC制覇に導き、オールWBCチーム(大会ベストナインの外野手部門)に選出された。

【WBC成績】

試合打席打数得点安打二塁打三塁打本塁打塁打打点盗塁盗塁死犠打犠飛四球敬遠死球三振併殺打打率出塁率長打率OPS
73222591021613000240411.409.531.7271.259

4月3日、本拠地で行われたパイレーツ戦に「4番・左翼」で先発出場。初回の第1打席、開幕4試合16打席目でメジャー初本塁打を放った。1-3の初回1死二塁、外角高めの速球を捉えると、打球は逆方向に高々と舞い上がり、左中間のグリーンモンスターを軽々越える同点2ランとなった。

12日、「4番・左翼」で先発予定だったレイズ戦を右太もも裏の張りのため急遽スタメンを外れ、そのまま欠場した。「昨日の(6回に放った二ゴロ併殺時の)ベースランニングときにやって、無理をするとさらにひどくなるかなというところもあったのでトレーナーさんと相談してというところです」と説明した。

23日、敵地ブルワーズ戦に「4番・左翼」で出場。日本人メジャー選手では初となる1イニング2本塁打を放った。4-4となった直後の8回。カーブを右翼席へ運び、13試合ぶりの2号ソロで勝ち越しに成功した。さらに3点を加え、2死満塁からの第5打席。内角スライダーを捉え右翼席へ3号グランドスラムを運んだ。

26日、敵地オリオールズ戦に「4番・左翼」で出場し、3試合ぶりとなる4号ソロを放った。

5月2日、本拠地でのブルージェイズ戦に「6番・指名打者」でスタメン出場。相手先発の菊池雄星から5号ソロを放つなど、3打数2安打2打点の活躍でチームの4連勝に貢献した。

4日、本拠地でのブルージェイズ戦に「2番・左翼」でスタメン出場。5打数3安打3打点1本塁打と大活躍した。前日からの連続試合安打は「14」に伸び、継続中の記録としては今季メジャー最長。第1打席の先制の6号ソロはセンター越えに、第2打席はライト前、第3打席はレフト前にそれぞれタイムリーと、広角に打ち分ける吉田らしい打撃。自身2度目の猛打賞となり打率も.317まで上昇。チームの6連勝に大きく貢献した。

8日、ア・リーグの週間MVPに初選出された。対象の期間6試合に出場し、2本塁打を含む25打数12安打で打率・480、8打点。5割を超える出塁率でチームに貢献した。

31日、本拠地・レッズ戦に「4番・DH」で先発出場し、20試合(88打席)ぶりとなる7号ソロを放つなど、4打数2安打1打点の活躍だった。打率は.317に上昇し、ア・リーグ打率ランキングで2位に浮上。チームは4-5で敗れ、3連敗となった。

6月20日、敵地ツインズ戦に「4番・左翼」で出場。8-0の8回1死一塁で迎えた第5打席で、右中間スタンドに17試合ぶりの8号2ランを放った。試合はレッドソックスが10-4で勝利している。飛距離447フィート(約136メートル)は自身MLB最長弾となった。

30日、敵地ブルージェイズ戦に「3番・左翼」でフル出場し、9号を含む4打数3安打1打点と活躍し、チームの連敗ストップに貢献した。

7月9日、本拠地で行われたアスレチックス戦に「5番・DH」でスタメン出場し、8試合ぶりとなる10号を放った。同点の8回、「グリーンモンスター」を越える特大決勝弾。チームを5連勝に導き、ア・リーグ東地区の最下位ながらも貯金5で折り返した。前半戦最終戦を終え、打率.316、10本塁打、44打点、6盗塁と躍動。この日も2本のヒットを記録し、今季メジャー最長となる7試合連続マルチ安打。イチローの持つ日本人最長記録にも並んだ。

【前半戦成績】

78試合 打率.316(301打数95安打) 10本塁打 44打点 6盗塁 出塁率 .382 長打率.492 OPS.874

14日、敵地カブス戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、8試合連続となるマルチ安打を記録した。日本人メジャー選手の8試合連続マルチ安打は、イチローの7試合連続マルチ安打を超える新記録となった。

16日、敵地でのカブス戦に「5番・左翼」で出場し、11号満塁弾を含む5打数3安打6打点の活躍をみせた。5回2死満塁からは右翼席に突き刺す11号満塁弾。試合は11-5で勝利し貯金6に。打率は.317となった。吉田は15日の同カードで無安打に終わり、イチローの7試合を超える日本人最長の連続試合マルチ安打が8でストップ。だが、5回2死満塁の第3打席で今季2本目となるグランドスラムを放った。日本人メジャー選手でシーズンに2本の満塁弾を記録したのは5人目(6度目)。メジャー挑戦1年目に限れば2003年の松井秀喜以来、2人目となった。7回1死一、二塁の第4打席では右中間を破る2点適時三塁打を放った。球団の新人選手で1試合6打点を複数記録したのは史上3人目。9回にはタッカー・バーンハート捕手の超遅球を右安打し、3安打を記録。サイクル安打に王手をかける活躍だった。打率は.317となり、リーグトップの打率.323を記録するヤンディ・ディアス内野手(レイズ)を射程圏に捉えている。

22日、本拠地で行われたメッツとのダブルヘッダー第2試合に「2番・左翼」でスタメン出場し、今季9度目となる3安打を記録した。4打数3安打1打点の活躍で大勝に貢献。打率は.319となり、レイズのヤンディ・ディアス内野手を抜いて今シーズン初めてア・リーグ首位打者に浮上した。

25日、本拠地で行われたブレーブス戦に「4番・左翼」で先発出場し、8回の第5打席に7試合ぶりとなる今季12号2ランを放った。第2打席にショート内野安打、第4打席にはレフト前ヒットを放ち、このホームランと合わせて2試合ぶり39度目のマルチ安打、10度目の猛打賞を記録、打率.320で再びア・リーグ首位打者に立った。

8月5日、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「2番・左翼」で先発出場。4打数2安打をマークし、日米通算1000安打に到達した。チームは4-5で敗れ、3連敗を喫した。初回の第1打席は中飛に倒れたが、4回の第2打席で左前打。6回の第3打席は左飛。8回の第4打席に、左腕・メイザが投じた95マイル(約153キロ)をとらえ、三遊間を鋭く破る左前打。これで1000本安打に到達した。メジャー116安打とし、今季41度目のマルチ安打。NPB時代の884安打と合わせて大台に乗った。

18日、敵地でのヤンキース戦に「4番・左翼」でスタメン出場し、13号3ラン本塁打を放ち、2試合連続のマルチ安打もマーク。ヤンキースタジアムではこれが初安打で、ヤンキース戦での本塁打も初だった。

9月3日、敵地でのロイヤルズ戦に「6番・左翼」で先発出場。8月18日のヤンキース戦以来の今季14号を放った。

4日、敵地で行われたレイズ戦に「6番・左翼」で先発出場し、8回の第4打席にメジャーで初めての2試合連発となる15号2ランを放った。

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